━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.043━2020.9.17
国際心理支援協会(IPSA)メールマガジン
発行者:一般社団法人国際心理支援協会
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今回のメルマガでは、公認心理師試験の新たなスケジュール、国際心理支援協会主催の「心理臨床に関する自主シンポジウム」終了のご報告、公認心理師試験対策講座のリリースなどについてお知らせいたします。
また、現在、その他トレーニングシステムをはじめとした様々な計画を進行中ですので、決まり次第、本メルマガにおきましてもお知らせをいたします。

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目次
1.公認心理師に関する情報
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
4.臨床こぼれ話
5.役立ち豆知識
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1.公認心理師に関する情報

(1)現任者講習会、公認心理師試験のスケジュール等について

公認心理師現任者講習会については、現時点ではすべての会場・オンラインが満席となりました。キャンセル発生分につきましては、空席ご用意出来次第随時ホームページ上にてご案内する予定ですので、お申込みご希望の方は、ホームページを定期的にチェックいただければ幸いです[ https://ipsa-seminar.net/2020/ ]。

また、厚生労働省によりますと、2020年開催の第3回公認心理師試験は、12月20日に延期。
2021年以降開催分については、2021年9月頃、2022年7月頃、2023年5月頃、2024年3月頃・・・と2〜3ヶ月ずつ前倒ししていくスケジュール(予定)が出されました。
これは新型コロナウィルス感染症の影響により、変更(予定)されるものです。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
[ https://www.mhlw.go.jp/content/000664598.pdf ]

また、公認心理師対策講座、現任者講習会、その他の情報につきましては、国際心理支援協会ホームページ( https://ipsa.or.jp/ )も合わせてご覧ください。今後の動きについても、弊法人WebsiteやTwtitterアカウント( @IPSA_psychology )、本メルマガにて配信をいたします。

2.IPSA新着情報/心理学ニュース

・心理臨床に関する自主シンポジウムが盛況のうちに終了しました。

日本心理臨床学会で行われるはずだった、自主シンポジウム(自主的に企画して、それぞれがシンポジウムを行う)にあたっては、中止となりました。そこで、名古屋大学の工藤晋平先生と共同で、「オンライン自主シンポジウム」を開くこととなり、盛況のうちに終了しました。

なお、臨床心理士ポイントや、シンポジウムでの資料につきましては、10月頃に提供予定ですので、いましばらくお待ちください。

[いただいたアンケートの一部回答] ・参加費が安すぎるので、値上げして来年も開催してほしい。
・もっと費用を上げてもよいので来年度も開催希望。
という、逆に「料金が低い」ということに言及してくださっているご意見のほか、

・バラエティに富んだプログラムで楽しかった。
・負担なく快適に受講でき感激です。
・自分の専門以外の話を聞く機会が多く、大変有意義な時間になりました。
という肯定的なご意見をたくさんいただきました。

今後の希望としては、
・また来年以降も開催してほしい。
・トラウマの心理療法について詳しく教えてほしい。
・領域別の対応の工夫。
・ナラティヴ・セラピーがなかった。

など、様々なご意見をいただきました。ここでご紹介できる数は限られますので、
今後、上記シンポジウムの資料やアンケートの集計については、ホームページ上の新着情報のところでご紹介する予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ

◆「公認心理師試験のための学習法」
・試験までどうやって勉強すればいいか悩んでいる人への学習のヒント
・試験が延期となってしまったため、モチベーションの継続が難しくなっている人のための学習再開のきっかけ
・「9月から試験まで3ヶ月」という短い期間で効率的な学習の教授
*2020年12月の試験を念頭に置いた講座ですが、2021年の試験を受験予定の方にも役立つ内容としています。

■3種類の公認心理師試験対策講座
・実際の試験問題(第1回、第2回試験、第1回追試)や試験委員を元にした、今後の試験(特に2020年12月の第3回試験)の予想問題、及び出題が予想される分野に特化した内容の教授
・(心理支援、職責など)それぞれの領域での解き方のコツと、学習する上でのヒント
*2020年12月の試験を念頭に置いた講座ですが、2021年の試験を受験予定の方にも役立つ内容としています。

延期先の日程が2020年12月20日であるため、視聴期限は2020年12月末日ごろまでとさせていただく予定です。
*なお、それぞれの動画は販売開始時期が異なりますのでご留意ください。

各講座の概要
◆1.〜試験までどうやって勉強すれば…という人のための〜
「公認心理師試験のための学習法」
販売時期:2020年9月15日より販売開始。[ https://ipsa-yobiko.com/news/2741/ ] 受講料:5,500円
視聴方法:動画サイトを用いたオンラインでのストリーミング視聴。
動画の時間:およそ2時間程度
使用テキスト:
1.配布資料PDF(講座の動画と同時に配布)

*以下、2と3は無くても受講可能ですが、参照するため購入をお薦めします。
2.「公認心理師試験対策標準テキスト’20~’21年版 [IPSA心理学大学院予備校] 秀和システム)」
3.「実力養成用科目別練習問題+本試験3回分 公認心理師試験直前対策 2020年版 [IPSA心理学大学院予備校](秀和システム)」

講座の紹介:
「9月から試験まで3ヶ月」という短い期間で、どのように学習スケジュールを立て、何を用いて、どのように学習するのが効率的で効果的かについて、教育心理学をはじめとした様々な観点からお伝えします。
試験委員やブループリント、過去の試験問題を分析することによって、様々なことを知ることができます。闇雲に学習するのではなく、このような情報を用い、また教育心理学などの知見を活かし、学習していくことが重要です。このようなこれから学習を行っていく上での大切なことをお伝えしていきたいと思います。

■2.公認心理師試験対策講座〜心理支援、査定、基礎心理学、統計編〜
販売時期:2020年10月18日までに販売開始予定。[ https://ipsa-yobiko.com/news/2741/ ] 受講料:15,400円
視聴方法:動画サイトを用いたオンラインでのストリーミング視聴。
動画の時間:およそ5時間程度
使用テキスト:
1.配布資料PDF(講座の動画と同時に配布)

*以下、2と3は無くても受講可能ですが、参照するため購入をお薦めします。
2.「公認心理師試験対策標準テキスト’20~’21年版 [IPSA心理学大学院予備校] 秀和システム)」
3.「実力養成用科目別練習問題+本試験3回分 公認心理師試験直前対策 2020年版 [IPSA心理学大学院予備校](秀和システム)」

講座の紹介:
実際の試験問題や試験委員を元にした、今後の試験の予想問題、及び出題が予想される分野に特化した内容の教授を行います。例えば、心理支援と言っても、精神分析や認知行動療法など、かなりの分野にわたって学ぶ必要があります。
専門家としてそれぞれの知識や技術を身につけるには、それ相応の時間と学ぶ機会が必要となるでしょう。ただし、試験のための学習はそれとは異なります。ここでは、試験を突破するために、どのあたりの深さで、どういうことを学ぶ必要があるかについて、「心理支援、心理的アセスメント、基礎心理学、統計」について、集中的に学びます。

■3.公認心理師試験対策講座〜職責、精神医学、関係行政論編〜
販売時期:2020年11月3日までに販売開始予定。[ https://ipsa-yobiko.com/news/2741/ ] 受講料:15,400円
視聴方法:動画サイトを用いたオンラインでのストリーミング視聴。
動画の時間:およそ5時間程度
使用テキスト:
1.配布資料PDF(講座の動画と同時に配布)

*以下、2と3は無くても受講可能ですが、参照するため購入をお薦めします。
2.「公認心理師試験対策標準テキスト’20~’21年版 [IPSA心理学大学院予備校] 秀和システム)」
3.「実力養成用科目別練習問題+本試験3回分 公認心理師試験直前対策 2020年版 [IPSA心理学大学院予備校](秀和システム)」

講座の紹介:
実際の試験問題や試験委員を元にした、今後の試験の予想問題、及び出題が予想される分野に特化した内容の教授を行います。例えば、精神医学と言っても、ただそれぞれの疾患名を覚えるのではなく、試験で問われるポイントや、事例の中でどのように出てくるか検討しておく必要があります。
専門家としてそれぞれの知識や技術を身につけるには、それ相応の時間と学ぶ機会が必要となるでしょう。ただし、試験のための学習はそれとは異なります。ここでは、試験を突破するために、どのあたりの深さで、どういうことを学ぶ必要があるかについて、「公認心理師の職責、精神医学を含む医学、関係行政論(5領域)」について、集中的に学びます。

■4.公認心理師試験対策講座〜事例対策編〜
販売時期:2020年11月23日までに販売開始予定。[ https://ipsa-yobiko.com/news/2741/ ] 受講料:15,400円
視聴方法:動画サイトを用いたオンラインでのストリーミング視聴。
動画の時間:およそ5時間程度
使用テキスト:
1.配布資料PDF(講座の動画と同時に配布)
*以下、2と3は無くても受講可能ですが、参照するため購入をお薦めします。

2.「公認心理師試験対策標準テキスト’20~’21年版 [IPSA心理学大学院予備校] 秀和システム)」
3.「実力養成用科目別練習問題+本試験3回分 公認心理師試験直前対策 2020年版 [IPSA心理学大学院予備校](秀和システム)」

講座の紹介:
実際の試験問題や試験委員を元にした、今後の試験の予想問題、及び出題が予想される分野に特化しつつ、事例問題の形式を知り、慣れるための学習を行います。
専門家としてそれぞれの知識や技術を身につけるには、それ相応の時間と学ぶ機会が必要となるでしょう。ただし、試験のための学習はそれとは異なります。試験で出題される事例は、特に配点が高く、また実際のケースで直面した時とは異なる一種の「試験らしさ」というものがあります。
これを身につけるために、事例問題の構造と、今後の予想される試験問題について学びます。

—従来提供している対策講座の紹介です—
現在、IPSA心理学大学院予備校では、公認心理師試験を受験される方に向けて、「公認心理師試験対策講座」を下記のようなラインナップでご紹介しています。
極力短い時間で要点をまとめて効率よく!というコンセプトで、低価格で良質のものを提供することを努力してまいりました。

→十分動画を見る時間がある方には、基礎からじっくり勉強できる 「通信講座」
→要点や対策方法を知りたい方には 「各科目別講座」

[各科目別講座] ・プレ講座(点数を取るコツ、効果的学習法について)(5時間,5,500円)
・4つの科目別講座(5時間×4つ,各15,400円)
[A基礎心理学と統計、B心理支援と心理的アセスメント、C職責と精神医学、D関係行政論] ・事例対策講座(5時間,各15,400円)
・直前対策講座(5時間,予価15,400円)→公認心理師試験の延期先の日程が決まり次第、日時を検討予定。
詳細はこちらをご覧ください:

【オンライン受講】公認心理師試験対策講座(2020年試験)

[基礎からじっくり「通信講座] ・通信講座(最大50時間程度、全部で107,800円、一部お申込みもございます。)
詳細はこちらをご覧ください

【通信講座】公認心理師試験対策講座


——-ここまで——-

4.臨床こぼれ話
治療構造は、クライエントを守るためにもセラピストを守るためにも存在します。それでも日々臨床をやっていると、小さなことで枠を外す場面がどうしても出てくると思います。私はそんなとき、「一人に例外を許すときは、同じことを100人にもできる範囲にする」というある先輩のことばを思い出すようにしています。たとえば、トイレの場所が分からないというクライエントに、セラピスト自身が場所を案内することは100人にもできると思います。ですが、電車に乗るのがしんどいというクライエントをセラピストが送迎することは、100人にはできないと思います。迷ったときは、「100人に同じことができるだろうか?」と自分自身に問いかけてみてはいかがでしょうか。(文責:可児)

5.役立ち豆知識
唐突ですが、動物の妊娠期間についてのお話です。
人間の妊娠期間は「十月十日」と言われていますが、妊娠期間は動物によって本当に様々です。妊娠期間が一番長いのはゾウで、なんと約22カ月間です。一番短いのは、オポッサムという有袋類の動物で、たったの12日間です。ちなみに、妊娠や出産が何かと話題になるパンダは、3か月~6か月と個体によって差があるようです。(文責:中山)

■あとがき
気温も下がり、一気に秋めいてきましたね。
季節の変わり目は身体を壊しやすいといわれますが、しっかり睡眠や食事をとって、免疫力をつけてくださいね。

ご要望などございましたら、弊法人ホームページのお問合せフォームから、ご意見等お寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人国際心理支援協会

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