「心理臨床に関する自主シンポジウム」のアンケート結果

以下、参加資格と主な参加動機、この企画を知った経緯に関するアンケート結果です(有効回答数123件, 全体のおよそ30%が回答)。

 

「心理臨床に関する自主シンポジウム」のご意見・ご感想へのリ・コメント

[参加費に関するもの]

・たった1,000円で勉強させていただけたこと、本当に感謝しています。
・参加費が安すぎると思うので値上げして来年も開催してほしいです。
・参加費はもっと取っても良いかも。
・費用も驚くほど安価で助かりました。
・参加費が低額であり、かつ内容も充実したものになっていたと思います。
・移動の費用と時間を省けるので、受講料が高くても苦にならないと思います。
・もっと費用を上げてもよいので来年度も開催希望です。
・参加費は今回破格だったので逆に大丈夫なのか心配でした。
・とても充実した内容で、正直1,000円は安く、9,000円くらいでも参加する価値はあると思いました。
・今後も参加料金はこのままで、臨床心理士ポイントが得られる研修会の企画をお願いしたいです。

→今回は、様々な方にご参加いただけるように1,000円での開催でしたが、アンケートでは逆に料金に対して心配いただいているご回答が多くみられました。ありがとうございます。他の一般的なサービスと同じく、適正料金を検討する必要があるのかもしれませんね。実際にこの料金では、今後やっていけませんので、ちょうどいい料金設定で似たような形での開催ができればいいですね。

[内容に関するもの]

・臨床場面での率直な話もあり、第一線で活躍されている専門的な話が聞けて、とても有益だった。
・興味深いテーマが盛り沢山で、心理臨床についてもっと学んでみたいと思いました。
・気軽に様々な分野のお話にふれることができ、大変勉強になりました。
・どの企画を拝見しても、内容の質が大変高く、感動しました。
・様々なシンポジウムメニューが用意されていて自由に参加できることはたいへんありがたかった。
・新しい知見が多く扱われていて、大変興味深い内容でした。雰囲気良く、刺激をいただきました。
・自宅で受けられるのが良かったです。いい刺激になりました。
・とても好感の持てるイベントでした。

→様々なポジティブな感想をいただけて感謝です。ここにご紹介している以外にも、特定のシンポジウムや特定のシンポジスト、主催者側に対するポジティブな感想をたくさんいただけました。全てはご紹介できないのが残念ですが、これを励みに今後も充実した内容のシンポジウム、セミナー、ワークショップを行っていけたらと思います。
今回、新型コロナウィルスがきっかけでしたが、このような形でオンラインで行う可能性が拡がり、多くの方がオンラインで参加するスキルを得られるようになったように思います。

[不満について]

・次回からはレジュメはあらかじめダウンロードできるようにお願いします。

→今回、学会と同じく各企画者やシンポジストは当日まで準備をしているなど、あらかじめのダウンロードは難しかったかもしれません。しかしながら、今後事前配布できるものに関しては、させていただける形を作れればと思います。

・不具合が起きないようにしてほしい。

→何らか不具合が起きていたとのことで、たいへん申し訳ございませんでした。もちろん不具合を起こさないように気をつけているのですが、ヒューマンエラーはどうしても起きてしまう可能性はあるため、今後は参加費を多少上げるなどし、チェック体制を整えられたらと思います。ただ、ZOOMの不具合については、弊法人側では対処できないため、恐縮ですがご理解のほどよろしくお願いいたします。

・100名の制限をなくしてほしい。

→今回、弊法人企画のものは500名まで参加可能としたのですが、アドオンに16,000円ほどかかりました。それぞれの企画者にその負担を必須にすることは困難ですので、今後も「自主シンポジウム」の場合は、企画者次第ということになってしまいます。どうぞご容赦のほどよろしくお願いいたします。

・参加人数の制限があることを知らされたのは、料金を支払ってからだったように思います。(中略)事前に知らせてほしかったです。

→十分な周知ができていなかったことについて失礼いたしました。嬉しい悲鳴ではありますが、多くのシンポジウムで100名を超えてしまいましたが、ここまで反響が大きいとは思いもよらずご迷惑をおかけしました。今後、気をつけてまいりたいと思います。

・同じ時間帯に2つのミーティングがあり、話が聞けなかったものもあります。

→たいへん申し訳ございません。実際の会場で行われる学会と同じように、複数のシンポジウムを並行開催するという形を試みました。並行開催がないようにスケジュールすると、2〜3週間の土日を利用するか、平日も含めた開催ということになるかと思いますが(企画が増えればさらに増える可能性があります)、現実的にその場合、スケジュール的にあるいは予算的に開催が難しくなる可能性がありますので、可能な範囲で調整を考えたいと思います。

・人数制限のものが15分前にはほぼ入室できなかったのが残念です。アクセス拒否されているのかよく分かりづらかったのも残念でした(Zoomの問題かもしれませんが)。

→たいへん申し訳ございません。上記と同様の部分もございますが、人数制限があるとどうしてもこのようなことが起きてしまいます。アクセス拒否をする企画者はいないのではないかと思いますので、おそらく1.企画が始まっていて「(入室の)許可」をする余裕が企画者になかった、2.ZOOMでの不具合が起きていた、などが考えられます。弊法人としては、全てを管理する形(各シンポジウムに人を付けるなど)をしない限り難しいかもしれませんが、可能なことを考えてまいりたいと思います。

・◯◯(具体的な名前は伏せておきます)の発表で事例を普通に話されている方がいて、残念だった。

→ご報告ありがとうございます。架空の事例ではなく、実際の事例に近いような内容でお話されていたのでしょうか。当該シンポジウムを聴けなかったため、実際のところはわかりませんが、今後にシンポジストへのお願いをさらに強化したいと思います。

・動画や資料集の販売等も検討してください。

→ありがとうございます。自主シンポジウムは、あくまで各シンポジストが自主的に行っている内容ですので、動画や資料をこちらで販売することができません。弊法人が主催で行う研修会、ワークショップなどではそのような形ができるように、各回検討しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[今後への希望について]

・非行少年や発達障害関係の充実、福祉の領域もあると嬉しいです。
・面接中期や疾患別、年代、領域別の企画を開催してほしい。
・ナラティヴ・セラピーのシンポジウムがあると嬉しい。
・認知行動療法の新しい理論や技法について話していただきたい。
・今回は認知行動療法関係が多かったが、他の療法や領域の話も聞きたい。
・次回は暑くない時期にお願いしたいです。
・今後もZoomでの検討をしていただければ。
・2回めの開催もぜひお願いします。
・ぜひ来年以降もお願いします。
・地方に住んでいるので、今後もこのような機会があると嬉しいです。
・トラウマ療法に関するワークショップ、流派が異なる心理の専門家による座談会やケース検討。
・動機づけ面接に関する講座。
・スクールカウンセリング、産業分野のカウンセリングについて。

→様々なご希望をいただき、ありがとうございます。今後もZOOMを用いたオンラインでの開催を願うお声をたくさんいただきました。今回は、日本心理臨床学会での自主シンポジウムを行えなかった代わりとしての開催でした。今後については全くの未定ではありますが、そのような様々なご意見があることを理解し、検討を重ねてまいりたいと思います。

以上、様々なご意見・ご感想・ご要望などありがとうございました。

2020年9月19日時点では、まだ臨床心理士ポイントや各シンポジウムの資料についてはまとめられておりませんが、10月までには行いたいと考えておりますので、今しばらくお待ちいただければ幸いです(10月になってしまったらごめんなさい)。

それでは、今後とも一般社団法人国際心理支援協会の行う研修会、ワークショップなどをよろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人国際心理支援協会
代表理事 淺井伸彦