最近暑さもおさまって、特に夕方や早朝は涼しさを感じることが多いですね。
しかしながら、9月は残暑しっかりとの予測もあるようです。
気温の変化に気を付けて過ごしたいと思います。

目次

1.公認心理師に関する情報
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
4.臨床こぼれ話
5.役立ち豆知識

1.公認心理師に関する情報

現任者講習会について

弊法人では昨月8月20日より各会場での募集を実施しておりますが、
現在、空き会場については札幌会場を残すのみとなりました。

もしご検討いただける際は、こちらにて詳細やお申込み方法をご案内しておりますので、ご覧いただければ幸いです。
https://ipsa.or.jp/training/licensed-psychologist/1613/

現任者講習会:札幌会場詳細

-令和元年 
日時:10月11日〜10月14日(札幌市) 募集人数:276名
場所:TKP ガーデンシティ PREMIUM 札幌大通
(〒060-0061 北海道札幌市中央区南一条西 1-8-2 高桑ビル 5F)

2.IPSA新着情報/心理学ニュース

’18〜’19年版の改訂版である【あたらしいこころの国家資格「公認心理師」になるには ’20~’21年版】が、2019年9月20日に秀和システムより刊行されます。
つきましては、ご興味をお持ちいただける方はぜひご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

参考URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/4798059633

内容紹介:
遂に実施された話題の新国家試験「公認心理師」についての最新情報をまとめました。設立の背景から試験の展望、細かい受験資格等についてやさしく詳しく解説します。人によって今しなければならない行動が異なるので、それぞれの最適プランをご提案します。出題傾向分析や試験を体験してみるコーナーも新設しました。

単行本: 208ページ
出版社: 秀和システム (2019/9/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4798059633
ISBN-13: 978-4798059631
発売日: 2019/9/20

3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ

イタリア・トリエステの地域精神医療とオープンダイアローグ〜精神科病院をゼロにした地域精神医療と、日本でのオープンダイアローグの展開〜]

イタリアでは1960年代、フランコ・バザーリアが精神医療における改革を行った後、イタリア全土に影響をもたらし、1999年にはイタリアの全ての精神科病院は閉鎖されました。イタリアのトリエステでは、現代の先端的な地域精神医療が実践されており、地域で精神障がいを持つ人々へのケアは各国の見本ともされています。
2016〜2018年の2年間にわたり、フィンランドで行われたオープンダイアローグ(OD)のトレーナーズトレーニングでは18名が参加しました。うちアジアでは国際心理支援協会の浅井がトレーニングを終え、トレーナーとなりました。この度、同トレーニングで2年間ご一緒したRidente氏(当時のトリエステの地域保健センター長)にお越しいただき、前半では、トリエステの地域精神医療の現状についてお話いただきます。2名のODトレーナーとフロアの皆様とのリフレクティングを行いたいと考えています。
また後半では、OD基礎知識に加え、イタリアでのODの現状(Ridente)、ODの日本での適用可能性やODのエッセンスを取り入れた各領域での応用可能性(浅井)について対談(+リフレクティング)を行い、また日本でのODトレーニングの様子や、今後のODトレーニングの紹介も行います。

◎ 日時:2019 年11月 3日(日) 10:00〜16:00(9:30開場予定)
  (全 5 時間、1 時間休憩と適宜休憩あり)
◎ 演者: Pina Ridente(元トリエステ ドーミオ地区精神保健センター長,オープンダイアローグトレーナー,精神科医)
◎ 副演者: 浅井伸彦(国際心理支援協会)

◎ 場所:エッサム神田ホール2号館 4階大会議室(東京都千代田区内神田3-24-5)(JR/東京メトロ銀座線 神田駅から徒歩2分)
◎ 一般:6,500円(税込)
◎ 定員:170 名程度
◎ 参加条件:特に無し。どなたでもご参加可能。

詳しくはこちらをご覧ください:
https://ipsa.or.jp/training/odrelated/1784/

4.臨床こぼれ話

カウンセラーのバーンアウト

燃え尽き症候群やバーンアウトという言葉はご存知でしょうか?
熱意をもって仕事をしている人が、あたかも「燃え尽きたように」無気力になってしまい、離職や休職に至ってしまう状態のことを指しています。
バーンアウトは、教師や看護師といった対人援助職者に起きやすいと言われています。
バーンアウトに陥ることは、カウンセラーにとっても決して他人事ではありません。
仕事が終わった時に、ひどく疲労感を感じることはありませんか?あるいは仕事に対しての自信が失われたと思うことはありませんか?
そんな兆候がある時は一度自分がバーンアウトに陥っている可能性を疑ってみてもいいのかもしれません。

臨床心理士や公認心理師は多様な職域で活躍することができる仕事です。
そのため、一人職場で奮闘を強いられることも少なくありません。
忙殺されてしまってセルフケアを忘れてしまっていることはありませんか?
そうすると、臨床心理学的な判断や寄り添いができなくなってしまいます。
最終的には、クライエントが本来受けられる利益が低下してしまいます。

一度、自分自身の心身の健康をチェックしてみましょう。
良いカウンセラーこそ、自分自身の疲労にいち早く気づくことができて、必要ないたわりやねぎらいが出来るのではないでしょうか?

5.役立ち豆知識

スマホ依存になっていませんか?

電車に乗っていると、ほとんどの人がスマートフォンを使っている風景は見慣れたものになりました。
SNSやメールの送受信、買い物や映画やドラマまで見れてしまうスマートフォンは今や私たちの生活必需品になりました。
しかし、その便利さ故に、スマートフォンを触っていないと落ち着かなかったり、他のことを考えられなくなってしまうことがあります。

こうしたインターネットに対する依存症は1990年代にから報告がされています。
現在ではインターネット依存の治療が専門の医療機関があるほど社会問題になっています。また、脳に悪影響があるという研究もあるようです。

そんな時に、ふと今ここにいる感覚を思い出してみましょう。
少しの時間ぼーっと体の感覚や見える景色を見てみましょう。
同じ姿勢であったことに気づいて肩こりに気づくことができるかもしれません。
あるいは、目が疲れていることもわかるかもしれません。

便利なスマートフォンとの距離を少しとってみましょう。意外と「今ここ」にいなかったことに気づくことができるかもしれません。

【あとがき】
今年の夏は、あちらこちらで、手のひらサイズの扇風機を片手に街を往来している方をみかけます。去年は、見かけませんでしたよね。
この扇風機、涼しいのかな?手で持つのは面倒かな?と思ってなかなか興味が持てませんでしたが・・・最近、首掛けタイプのミニ扇風機を見かけました。外見をぱっと見たところ、ヘッドフォンのような形をしていて持ち運びにも便利そうです。
ひょっとして、冬には温風が吹き出すモデルも出るかもしれません。春には花粉対策機能が付いたりだとか。梅雨の時期には除湿機能があってもいいですね。
失礼しました。

ご要望などございましたら、弊法人ホームページのお問合せフォームから、ご意見等お寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。