前回のメールマガジンvol.034のあとに、2度も臨時号をお送りしてしまいましたので、今回お送りする内容は重複が多くなっています。
たいへん恐縮ですが、重要なニュースが最近たくさんありますので、今一度このメールマガジンでお目通しいただけたらと思います。
緊急事態宣言が5月6日までで本当に解かれるのかわかりませんが、早く終息することをスタッフ一同お祈り申し上げます。

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目次
1.公認心理師に関する情報
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
4.臨床こぼれ話
5.役立ち豆知識
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1.公認心理師に関する情報

(1)公認心理師現任者講習会について

公認心理師現任者講習会が、「特例」としてオンラインで実施可能となりました。ただし、「可能な限り従来の方法で実施も考慮すること」とのことです。従来オンラインは認められませんでした。先のメルマガでもお伝えしたように、弊法人としては「今年の開催はすべて中止とし、経過措置期間を1年後ろにずらしてはどうか」という提案を行っておりました。その際に「今回もオンラインではダメですよね?」とお尋ねしていて、「そうですね、今のところは」というご返答をいただいておりました。それがこの度解禁になった形です。オンライン実施はまた別の意味で準備が大変ですので(たとえば、受講料設定も変わる可能性あり)、すぐに申請書を提出することは難しいように思われますが、よく検討の上進めてまいりたいと考えております。

また、従来の方法(会場受講)も準備する必要があるため、会場でコロナ対策を入念にする必要性は変わりません。
会場受講では、神経質なくらいの態勢でいきたいと思います。コロナ対策でご面倒をおかけすると思いますが、ご理解の上のお申し込みお願いします(注:申込開始はまだ行っておりません。実施申請自体がこれからの状況です)。

弊法人では、弊法人にできることを行ってまいります。皆様におかれましても、不要不急の外出はお控えいただき、新型コロナウィルスの感染をされませんよう講師・スタッフ一同お祈り申し上げております。みんなでこの未曾有の事態を乗り越えていきましょう!どうか今後ともご理解・ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

刻一刻と状況は変化しますので、今後の動きについては本Websiteや、弊法人のTwtitterアカウント( @IPSA_psychology )、メルマガにて配信してまいります。

厚生労働省(令和2年度に実施する公認心理師現任者講習会のオンラインでの実施について): https://www.mhlw.go.jp/content/000621248.pdf

(2)公認心理師試験の延期について

厚生労働省及び日本心理研修センターによると、公認心理師試験が延期となりました。
なお、延期の日程についてはまだ決まっていないようです。今後の情報が待たれます。

日本心理研修センターからのお知らせ: http://shinri-kenshu.jp/topics/20200413_1685.html
厚生労働省からのお知らせ: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10791.html

2.IPSA新着情報/心理学ニュース

(1)オープンダイアローグ講演会(Jaakko Seikkula氏)の延期について(臨時号より再掲)

この度の緊急事態宣言を受けまして、かねてよりご案内させていただいていた標題の「オープンダイアローグの Jaakko Seikkula氏(ヤーコ・セイックラ氏)来日講演&ワークショップ」に関しましても、ヨーロッパを含む世界での感染状況がまだ落ち着いておらず、そもそもJaakko Seikkula氏が来日できない可能性が高いため、Jaakko Seikkula氏と話し合った結果、「延期」とさせていただきたく存じます。
何日に延期となるかについての具体的な日程は未定ですが、ひとまずゴールデンウィーク明けにご連絡をさせていただきたく存じますので、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。なお、すでにお申し込みいただいた方につきましても、閉室していることやJaakko氏と連絡を取り合っている関係もあり、ゴールデンウィーク明けの5月7日以降でご連絡させていただいた上でのご返金、あるいは延期日程への振り替えの手続きをとらせていただきたいと考えております。

(2)10周年記念シンポジウム「心理職のキャリア形成と待遇改善〜やりがい搾取に終わらないために〜」@大阪の延期について

5月7日に発令された緊急事態宣言を受けまして、標題の「心理職のキャリア形成と待遇改善(10周年記念シンポジウム)」を「延期」とさせていただきたく存じます。
何日に延期となるかについての具体的な日程は未定ですが、ひとまずゴールデンウィーク明けまで待ち、情況を見た上で、本ページにて再度告知させていただきたいと考えておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。なお、すでにお申込み済みの方に関しましてはメールでご案内いたします。

3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ

延期のお知らせばかりで残念ですが、本日は弊法人主催ではないもののオフィスKで北川清一郎先生がされているセミナーについてご紹介します。
また、その下には再掲ではありますが、家族療法トレーニングについて掲載しております。奮ってご応募ください。

(1)心理オフィスK 第4回公開セミナー「オンラインによる心理職のための開業セミナー」

■概要
このセミナーはZoomをつかってオンラインで開催します。今後、将来的に開業臨床を行っていきたいという臨床心理職向けに、開業臨床をするために、どのようにオフィスを立ち上げて、運営していけば良いのかについてセミナーを行います。
内容としては、開業オフィスのコンセプトを決めたり、開業する地域や場所を選んだり、必要な手続きをしたりすることについてのレクチャーとなります。さらには、クライエントさんにオフィスがあることを周知しないと来てくれません。その周知のための効果的な方法としてネットの活用や、ホームページの作成についてもレクチャーします。
開業臨床はたんなるお金儲けやビジネスのためではなく、良質なサービスを地域やクライエントさんに供給するためのコミュニティ臨床の一環であると考えます。そうした観点から開業臨床について考えたいという方に来てもらいたいと思います。

■講師:北川清一郎(心理オフィスK 代表)臨床心理士、公認心理師、日本精神分析学会認定心理療法士
■日時2020年4月29日(水祝)10時00分~16時30分(昼休憩12時30分~14時00分)
■参加費
8,000円 (注)振り込み後の返金は行っていません。
■参加資格:臨床心理士、公認心理師、対人援助職、大学院生など、開業臨床に興味のある方ならどなたでも参加可能です。
■定員:99名
■臨床心理士更新ポイント:臨床心理士の更新のためのポイントを申請する予定です。
■詳細:https://s-office-k.com/news/archives/226
■主催:心理オフィスK( https://s-office-k.com/ ),横浜精神分析研究会( https://yokopsy.com/ )

(2)家族療法入門・初級講座

【家族療法入門講座(2日間完結)】
日程:2020年7月18日〜19日(土日)
時間:10時〜16時50分頃を予定
定員:30名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:連合会館205号(東京都千代田区神田駿河台3丁目2−11)
参加費:1日あたり9,500円(2日で19,000円)*2日間連続受講の方を優先。
参加対象:臨床心理士、公認心理師、大学院生、対人援助職の方
お申し込み・お問い合わせなど詳しくは:https://ipsa.or.jp/training/family-therapy/2163/
一般社団法人国際心理支援協会(info@medi-counseling.com)

【家族療法初級講座(入門講座2日間を参加した方が、この講座を4日間以上受けることで初級を修了可能)】
日程:
2020年8月2日(日)・11月29日(日)@東京
2020年8月9日(日)・11月 1日(日)@大阪
(2021年以降の開催については、随時発表予定)
時間:13時30分〜16時30分を予定
定員:20名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:
[東京]連合会館(東京都千代田区神田駿河台3丁目2−11)
[大阪]国際心理支援協会(大阪市北区西天満6-2-14-403号)
参加費:1日あたり9,500円(参加5回目以降は割引予定)
参加対象:弊法人主催の家族療法入門講座を2日間とも参加された方(2019年開催のものでも可)。
お申し込み・お問い合わせなど詳しくは:https://ipsa.or.jp/training/family-therapy/2163/
一般社団法人国際心理支援協会(info@medi-counseling.com)

4.臨床こぼれ話

心理学の専門的な知識や技法を学んでいると、臨床現場でも使ってみたいなぁと思うことはありませんか?臨床心理学は実践の学問ですから、やってみないと分からない、あるいは実際にやってみないと習得したことにはならないような気がするのも仕方がないことと思います。
だからといって、無理やりクライエントさんに押し付けるようなセラピストはいないと思いますし、そう願っています。いくら良いものでも、自分が希望していないのに押し売りされることは誰だっていやなことだと思います。
私自身の体験談をさせていただくと、私は子どもの頃ひどいアトピー性皮膚炎で、顔や首にも湿疹や引っ掻き傷があり、一目見ただけでアトピーだと分かるほどでした。初対面の人にも「あらーアトピーで大変ね」と言われることはよくありましたし、「乾布摩擦が効く」だの、「どくだみ茶が良い」だの、色々と言われました。通りすがりの人にまで「あなた、アトピーにはアロエがいいわよ」などと言われる始末。でも実は、それらはほとんど試してみたことがあることでした。親切心で言ってくれているだろうことは分かっても、正直余計なお世話だと感じていました。
心理療法はそういった民間療法とは違うとはいっても、このような押し付けにならないよう、気を付けたいものですね。
(文責:可児)

5.役立ち豆知識

昨日(4/16)から、春の『土用』に入りました。土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあって、それぞれの季節の変わり目の18日間を土用と言うそうです。2020年は、冬土用:1月18日~2月3日、春土用:4月16日~5月4日、夏土用:7月19日~8月6日、秋土用:10月20日~11月6日 だそうで、今日からは春土用です。
土用の期間は、昔から、土を司る神様が支配するため土を動かしてはいけない、とされてきました。今でも、家などを建築する際、土を掘り起こす基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです。
土用の期間は季節の変わり目なので、体調を崩しやすい時期でもあります。現在は、新型コロナウイルスも猛威を振るっています。どうか皆様今一度、ご自身の体調管理にお気を付けください。
(文責:中山)

■あとがき
最近は外出自粛ということで、なかなか不要不急では外に出られませんが、暖かい春の陽気を感じていると、なんだか京都をのんびり歩きたい気分になっています。京都まではいけませんが、三密を避けて少し運動してみようかと思います。
この際にしかやりにくいことは結構たくさんあると思うのですが(掃除、整理、冬服のクリーニング、必要物品のオンライン購入など・・・)、なかなか重い腰が上がらないもののがんばってやろう!という気になっています。なんといっても、GW中も自粛要請中なので外出もそうそうできないので。
後から「せっかく時間と余裕あったのになぁ・・・」と後悔しないように、できることはやっておきたいですね。

ご要望などございましたら、弊法人ホームページのお問合せフォームから、ご意見等お寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人国際心理支援協会

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