━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.040━2020.7.18
国際心理支援協会(IPSA)メールマガジン
発行者:一般社団法人国際心理支援協会
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公認心理師試験の延期日程、公認心理師現任者講習会の指定について厚生労働省からの発表を待っていますが、なかなか来ませんね。
先日厚生労働省にお電話をおかけした際、テレワークとなっているようでしたので、いつもより時間がかかっているのかもしれません。
また、今回は上記以外にも新しいお知らせがございますので、ご覧いただけますと幸いです。
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目次
1.公認心理師に関する情報
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
4.臨床こぼれ話
5.役立ち豆知識
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1.公認心理師に関する情報
(1)公認心理師現任者講習会について
公認心理師現任者講習会の実施団体が、今回15団体にものぼっていますね。
これまでTwitterやインターネット上、アンケートなどで、「楽しかった」「国際心理支援協会の現任者講習会にして良かった」など、うれしいお声をいただいております。
今回の現任者講習会に関しましても、よりよい講習会にできるよう尽力いたします。
前回の現任者講習会の応募開始時には、応募開始10分の間に500人以上ものご応募をいただきましたが、今回は会場受講のほかにもオンライン受講を4000人枠準備しておりますし、また、全て「抽選」でのお申し込み受付(抽選申込期間は1週間を予定)をさせていただきます。先着順ではございませんので、お申込みをご検討いただける際は、余裕をもってお申し込みいただければと思います。(※抽選申込み期間以降は、空席発生次第先着順となります)
国際心理支援協会の現任者講習会情報は、トップページのスライダー(トップ画像)と以下のページを更新していきますので、今しばらくお待ちください。厚生労働省から指定され次第、メルマガの号外にてお知らせいたします。
https://ipsa.or.jp/training/licensed-psychologist/2870/
刻一刻と状況は変化しますので、今後の動きについては本Websiteや、弊法人のTwtitterアカウント( @IPSA_psychology )、本メルマガにて配信してまいります。
(2)公認心理師試験の延期について
厚生労働省及び日本心理研修センターによると、公認心理師試験が延期となりました。
なお、延期の日程についてはまだ決まっていないようです。いったい今年の試験の延期日程はどうなるのでしょうか。
日本心理研修センターからのお知らせ:
厚生労働省からのお知らせ: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10791.html
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
(1)心理臨床に関する自主シンポジウム(企画者・参加者募集(8/29,30))を開催
日本心理臨床学会という心理臨床に関する最大の学会の学術大会が、8月27日~30日で行われるはずだったのですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、日程も2~3ヶ月延期されることとなり、さらにオンラインでの部分開催となってしまいました。
また日本心理臨床学会で行われるはずだった、自主シンポジウム(自主的に企画して、それぞれがシンポジウムを行う)にあたっては、中止となってしまいました。そこで、名古屋大学の工藤晋平先生と共同で、このような形で「オンライン自主シンポジウム」を開くこととなりました。ぜひ企画や参加のほどよろしくお願いいたします。参加費は1000円で、8月29日、30日に行われるすべてのシンポジウムにご参加いただくことができます。
*企画される方は、参加費1000円に加え+1000円をいただいております。
なお、日本心理臨床学会は臨床心理士や指定大学院の大学院生など、参加資格がかなり限定されていますが、本シンポジウムは公認心理師、臨床心理士、医師、保健師、看護師、社会福祉士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなど対人援助職の有資格者。あるいは、公務員(職業的に守秘義務を有する者)に限る。
とさせていただきます。
以下、ホームページより転載。
[心理臨床に関する自主シンポジウム(発起人:工藤晋平, 事務局:国際心理支援協会[共催])] *一部、臨床心理士ポイント対象とする予定です(7月31日に該当するシンポジウム(最低5時間必要)を決定します)。本企画では、心理臨床に関わる内容の自主シンポジウムを募集して、8月29日(土)、8月30日(日)の二日間(時間帯は10時~20時[最終シンポジウム開始時刻は18時~])にわたり、オンライン開催をするものです。
本ページでは、2020年7月15日、7月31日、8月7日頃に(前後2~3日程度前後することがあります)、その日までに企画された自主シンポジウムのタイトルや企画者、シンポジスト、シンポジウム概要、開催される時間帯、時間枠(40分枠、80分枠、120分枠のいずれか)をまとめた情報を、本ページに順次更新してまいります。
7月15日時点の企画を発表いたしました!!
概要はこちら→ https://ipsa.or.jp/training/graduate-school/3251/
現在、決定した企画一覧はこちら→ https://ipsa.or.jp/training/graduate-school/3558/
(2)メルマガ登録者限定で、「公認心理師試験対策講座の無料新規動画」の公開をしています。
恐縮ながら、今回こちらはお休みとさせていただきます。
—対策講座の紹介です—
現在、IPSA心理学大学院予備校では、公認心理師試験を受験される方に向けて、「公認心理師試験対策講座」を下記のようなラインナップでご紹介しています。
極力短い時間で要点をまとめて効率よく!というコンセプトで、低価格で良質のものを提供することを努力してまいりました。
→十分動画を見る時間がある方には、基礎からじっくり勉強できる 「通信講座」
→要点や対策方法を知りたい方には 「各科目別講座」
・4つの科目別講座(5時間×4つ,各15,400円)
[A基礎心理学と統計、B心理支援と心理的アセスメント、C職責と精神医学、D関係行政論] ・事例対策講座(5時間,各15,400円)
・直前対策講座(5時間,予価15,400円)→公認心理師試験の延期先の日程が決まり次第、日時を検討予定。
詳細はこちらをご覧ください:
[基礎からじっくり「通信講座] ・通信講座(最大50時間程度、全部で107,800円、一部お申込みもございます。)
詳細はこちらをご覧ください
——-ここまで——-
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
(1)公認心理師現任者講習会でご登壇予定講師のインタビュー、オンライン動画ミニ講義
インタビューは動画の形にしている先生と、逐語として文字起こししている先生のものがございます。
現在で、依頼させていただいた全ての先生方の動画、インタビュー、対談を掲載完了しております。下記のページで内容をご覧いただければ幸いです。
公認心理師現任者講習会が行われるまで、まだ時間がありますので、それまでにどんな講師が担当するか、動画視聴やインタビューのページをご覧いただき、楽しみにお待ちいただければという思いで一同作成しております!
https://ipsa.or.jp/training/licensed-psychologist/2870/
(注:上記に掲載の現任者講習会紹介URLと同じページです。最下部に講師情報とともに、動画やインタビューへのリンクを掲載しております)
(2)家族療法入門・初級講座(再掲)
ついに本日7月18日と明日19日で家族療法入門講座を行います。
今回はインターネット上で受講可能なウェビナー形式も行っているため、多くの方はウェビナーに変更させていただきました。講師としては、誰もいない中(画面やカメラしかない中)で話すのは話しにくいので、会場に少人数でもお越しいただけるのは励みになります。
今後、どうしても研修のオンライン化が進むだろうと思いますので、オンラインでもできる限り充実したものをお送りできるように考えてまいりたいと思います。初級講座についてもオンラインで受けられることを検討しておりますので、入門講座を受けられた(受けられる)方は、ぜひ初級講座のご参加もご検討ください(講師:浅井)。
【家族療法入門講座(2日間完結)】
日程:2020年7月18日~19日(土日) 時間:10時~16時50分頃を予定
定員:30名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:連合会館205号(東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11)
参加費:1日あたり9,500円(2日で19,000円)*2日間連続受講の方を優先。
参加対象:臨床心理士、公認心理師、大学院生、対人援助職の方
【家族療法初級講座(入門講座2日間を参加した方が、この講座を4日間以上受けることで初級を修了可能)】
日程:
2020年8月2日(日)・11月29日(日)@東京
2020年8月9日(日)・11月 1日(日)@大阪
(2021年以降の開催については、随時発表予定)
時間:13時30分~16時30分を予定
定員:20名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:
[東京]連合会館(東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11)
[大阪]国際心理支援協会(大阪市北区西天満6-2-14-403号)
参加費:1日あたり9,500円(参加5回目以降は割引予定)
参加対象:弊法人主催の家族療法入門講座を2日間とも参加された方(2019年開催のものでも可)。
お申し込み・お問い合わせなど詳しくは:https://ipsa.or.jp/training/family-therapy/2163/
一般社団法人国際心理支援協会(info@medi-counseling.com)
4.臨床こぼれ話
クリティカルシンキング=批判的な思考は、科学の分野だけでなくビジネスでも重要とされていますが、日本語で批判というとマイナスなイメージがありませんか?この場合の批判には、物事を客観的に見るということを表し、プラスの面もマイナスの面も偏りなく考えることが大事です。ですが、問題まみれで困っていることを話しに来られたクライエントを目の前にすると、ついついマイナス面ばかり見てしまうことが多いのではないかと思います。それもそのはず、困ったことがなければそもそも相談にはいかない。困ったことを話しに来られる場合がほとんどです。
そんな中でも、クライエントの良い部分を見ることはとても大切なことです。ソリューションフォーカストアプローチでは、クライエントの良いところを探すことをしますが、これはどんな心理療法においても大切なことだと私は考えます。自分がもしクライエントだったら、と考えるとすぐにわかることですが、自分の悪いところばかりを見る人のことを、信頼しなさいというのは難しいことでしょう。見立てるときには必ず、この方の長所は何かな?という視点を一つ持っておくだけで、その後の関わりも変わってくるのではないでしょうか。(文責:可児)
5.役立ち豆知識
白地に赤丸といえば、日本人におなじみの日本の国旗ですが、なぜこの色なのでしょうか?
「日出ずる国」として太陽を表すならば、世界的に用いられているのは黄色や白です。
諸説ありますが、12世紀の源平合戦のときが起源だとされています。平氏が掲げた旗がに対し、源氏が掲げたものが白地に赤丸だったことから使われるようになったとか。
また、色は違えど日本国旗と同じデザインの国が他に2つあります。バングラデシュとパラオです。バングラデシュは、イスラムの教えと豊かな国土を表す緑地に、独立のために流れた血と太陽を表す赤丸です。パラオは水色地に黄色い丸で、一般公募で決められたそうです。
国旗がたくさん並んで楽しめるオリンピックは、まだしばらく先になってしまいましたが、それまでに国旗を勉強しておくともっと楽しめるかもしれませんよね。(文責:可児)
■あとがき
また新型コロナウィルスの感染者数がだいぶ増えてきましたね。
あまりこのことばかり考えたくはありませんが、経済や社会生活が制限されてしまうので、この新型コロナウィルスに関してどのくらい考えるかのバランスは非常に難しいですね。一刻も早い収束をお祈り申し上げます。皆様もくれぐれも感染にはお気をつけくださいね。
ご要望などございましたら、弊法人ホームページのお問合せフォームから、ご意見等お寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人国際心理支援協会
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