第3回オープンダイアローグ基礎トレーニングコースの受講者募集を行います。
詳しくは、下記の募集要項(第2版)をご確認ください。

[はじめに]
オープンダイアローグは、家族療法から発展したアプローチのひとつです。統合失調症をはじめとした様々な問題、精神症状、人間関係の悩みへの有効なアプローチとされています。
その特徴的な方法から、日本では実践が難しいのではないか?という声が多く聞かれますが、日本の文化や制度、臨床に合う形でオープンダイアローグのエッセンスを用いることは可能だと考えられます。当然、フィンランドと日本における精神医療システム、各種法制度、福祉サービス、その他資源の活用の仕方や国民の認知は大きく異なり、「フィンランド人と日本人の国民性は似ている」とされながらも、当然異なる部分も多く存在します。では、日本においてどのような形でオープンダイアローグそのもの、あるいはオープンダイアローグの中核となっていることを、医療や福祉、心理支援の中に取り入れていけるのでしょうか。

(中略)

今回の第3回オープンダイアローグ基礎トレーニングは、東京+オンライン開催の予定です。ふんだんにロールプレイなどの本格的な練習を行える形にいたしました。FoO ワーク*も重要と考えていますので、別途オプションとしてのトレーニングとして後日紹介いたします。オープンダイアローグのエッセンスを活かし、日本での個人臨床・家族臨床・地域臨床、そして日常の人間関係をよりよくしていきませんか?
*FoO(Family of Origin)ワーク:セラピスト・ファシリテーター(ここでは受講者の方々)がそれぞれ、原家族の歴史を振り返り、自らの内的対話(Inner Dialogue)の起源について、ダイアローグ形式・複数人で一緒に考えていく方法です。

 

募集要項:第3回オープンダイアローグ・基礎トレーニングコース2024-2025 要項(第2版)
応募フォーム:第3回2024年オープンダイアローグトレーニング応募フォーム

受講料:35万円(+税) [期間:1年半] 応募開始:2023年12月1日
応募期限:2024年3月31日

トレーニング日程:2024年6月~2025年12月(合計134時間)
原則、土日祝 10 時〜19 時の間の曜日・時間帯で実施予定。詳細については要項をご参照ください。

講師:
浅井伸彦(一般社団法人国際心理支援協会 代表理事、株式会社Cutting edge代表取締役)
:認定オープンダイアローグ国際トレーナー、臨床心理士、公認心理師、家族療法セラピスト、トラウマセラピスト。
白木孝二(Nagoya Connect & Share 代表) :RDI 認定コンサルタント、臨床心理士
八巻秀 (駒澤大学教授、SY プラクティス主催):臨床心理士、オープンダイアローグ実践者)

他、受講対象者など詳細につきましては必ず要項をご覧ください

 

以上どうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人国際心理支援協会
代表理事 浅井伸彦