━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.039━2020.6.25
国際心理支援協会(IPSA)メールマガジン
発行者:一般社団法人国際心理支援協会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

令和2年公認心理師現任者講習会の情報は、いろいろな団体からも出されるようになってきました。
ただし、厚生労働省による指定がまだ行われておりませんので、いずれの団体も申し込みはできません。今しばらくお待ちいただく必要があるようです。

本メルマガでは、公認心理師現任者講習会に関する新しい情報と、弊法人で行うこととなりました「心理臨床に関する自主シンポジウム」、また延期になった「心理職のキャリアに関するシンポジウム」についてお届けしたいと思います。

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
目次
1.公認心理師に関する情報
2.IPSA新着情報/心理学ニュース
3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ
4.臨床こぼれ話
5.役立ち豆知識
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇

1.公認心理師に関する情報

(1)公認心理師現任者講習会について

未だ、2020年(令和2年)公認心理師現任者講習会については、いずれの団体も指定がなされておらず、申込みはまだ受け付けておりません。

本メルマガでは現時点で公開できる情報として、あくまで「予定」ではありますが国際心理支援協会の申請している情報についてお知らせします。
新しい情報(受講料、時間割、講師紹介)を付け加えましたので、お申し込みを検討されている方は、再度ご覧いただければ幸いです。
以下、2020年(令和2年)公認心理師現任者講習会の情報です(予定)。

《ご注意ください!たいへんありがたいことに、すでにお申し込みご希望の連絡をいただくことが多数ございます。
ですが上記のとおり、指定がなされるまで予定は確定ではなく、お申し込みはまだ開始しておりません(HPにも掲載)。
本メールマガジンでは申込開始時期などご案内してまいります。HPのご閲覧・ご検討をお待ちしております》

[会場実施(予定。申込み開始時期は未定)]

令和2年9月5日-8日(横浜)
場所:TKPガーデンシティPREMIUM横浜駅新高島(神奈川県横浜市西区みなとみらい5-1-1横浜グランゲート2F)
定員:160名
時間:(受付時間:8:30〜) 初日:10:00~20:15 2日目以降:9:40~19:40

令和2年10月10日-13日(大阪)
場所:CIVI北梅田研修センター(大阪府大阪市北区芝田2-7-18 LUCID SQUARE UMEDA 5F)
定員:80名
時間:(受付時間:8:30〜) 初日:10:00~20:15 2日目以降:9:40~19:40

令和2年11月21日-24日(仙台)
場所:東北大学 星陵キャンパス(宮城県仙台市青葉区広瀬町3-34)
定員:80名
時間:(受付時間:9:30〜) 初日:11:00~21:15 2日目以降:10:40~20:40

令和2年12月3日-6日(福岡)
場所:南近代ビル貸し会議室(福岡県福岡市博多区博多駅南4-2-10)
定員:80名
時間:(受付時間:8:30〜) 初日:10:00~20:15 2日目以降:9:40~19:40

[オンライン実施(予定)] 申込期間:令和2年7月中旬ごろ(目安)〜11月22日頃(予定)
ログイン準備期間:令和2年8月中(予定)
受講(視聴)可能期間:令和2年9月1日〜11月30日の3ヶ月間(予定)
視聴方法:LMS(Learning Management System:学習管理システム)でのオンデマンド形式視聴
必要受講時間:30時間(現任者講習会に定められた時間)+現任者講習会に関するチュートリアル動画1時間程度
定員:4,000名

[使用テキスト]公認心理師現任者講習会テキスト 改訂版(金剛出版)

[講習会料金] オンライン受講:一人当たり税込45,000円 (予定, テキスト代4,180円別)
会場受講:一人当たり税込58,000円 (予定, テキスト代4,180円別)
使用テキスト:公認心理師現任者講習会テキスト 改訂版(金剛出版)

[各会場の講師名(五十音順)] 淺井伸彦(国際心理支援協会,大阪芸術大学など)、足利学(藍野大学)、岩井圭司(兵庫教育大学)、古宮昇(カウンセリング・ルーム輝(かがやき))、小山秀之(NPO法人PeerNet,和歌山県臨床心理士会など)、杉山崇(神奈川大学)、野田哲朗(兵庫教育大学)、久持修(やまき心理臨床オフィス)、三林真弓(京都文教大学)、八巻秀(駒澤大学)など計15名を予定。

時間割や講師の詳細については、HPをご覧ください。
https://ipsa.or.jp/training/licensed-psychologist/2870/
刻一刻と状況は変化しますので、今後の動きについては本Websiteや、弊法人のTwtitterアカウント( @IPSA_psychology )、メルマガにて配信してまいります。

[参考]厚生労働省(令和2年度に実施する公認心理師現任者講習会のオンラインでの実施について):
https://www.mhlw.go.jp/content/000621871.pdf

(2)公認心理師試験の延期について

再度になりますが、現時点(2020年6月25日)では、まだ公認心理師試験の延期先の日程は公表されていないようです(日本心理研修センターのHP参照)。
日本心理研修センターのHPには次のような表示がなされました。「第3回公認心理師試験の延期に関する今後の日程につきましては、官報掲載後に、当センター
ホームページでお知らせいたします。また、受験申込者には郵送で通知いたします。しばらくお待ちください。」
また新しい情報が出れば、メルマガやTwitterでもご紹介して行きたく存じます。
もちろん、ご自身で情報を追いたいと思われる方は、日本心理研修センターのHPをモニターしてください。

2.IPSA新着情報/心理学ニュース

(1)心理臨床に関する自主シンポジウム(企画者・参加者募集(8/29,30))を開催
日本心理臨床学会という心理臨床に関する最大の学会の学術大会が、8月27日〜30日で行われるはずだったのですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、
日程も2〜3ヶ月延期されることとなり、さらにオンラインでの部分開催となってしまいました。

また日本心理臨床学会で行われるはずだった、自主シンポジウム(自主的に企画して、それぞれがシンポジウムを行う)にあたっては、中止となってしまいました。
そこで、名古屋大学の工藤晋平先生と共同で、このような形で「オンライン自主シンポジウム」を開くこととなりました。
まだ企画者・参加者募集は始まっていませんが、ぜひ企画や参加のほどよろしくお願いいたします(参加のみ:1000円、企画者も:2000円)。
1000円で8月29日、30日に行われるすべてのシンポジウムにご参加いただくことができます(企画者募集もまだ始まっていないため、企画内容については7月15日以降発表予定)。
なお、日本心理臨床学会は臨床心理士や指定大学院の大学院生など、参加資格がかなり限定されていますが、本シンポジウムは公認心理師、臨床心理士、医師、保健師、看護師、社会福祉士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなど対人援助職の有資格者。あるいは、公務員(職業的に守秘義務を有する者)に限る。
とさせていただきます。

以下、ホームページより転載。

心理臨床に関する自主シンポジウム
(発起人:工藤晋平, 事務局:国際心理支援協会[共催])

注意:本企画は、日本心理臨床学会で行う自主シンポジウムとは全く関係はありません。
本企画で自主シンポジウムを立ち上げることは、学術大会でのシンポジウム実施の業績としては認められませんので、ご理解の上お申し込みください。

本企画では、心理臨床に関わる内容の自主シンポジウムを募集して、8月29日(土)、8月30日(日)の二日間(時間帯は10時〜20時[最終シンポジウム開始時刻は18時〜])にわたり、オンライン開催をするものです。
本ページでは、2020年7月15日、7月31日、8月7日頃に(前後2〜3日程度前後することがあります)、その日までに企画された自主シンポジウムのタイトルや企画者、
シンポジスト、シンポジウム概要、開催される時間帯、時間枠(40分枠、80分枠、120分枠のいずれか)をまとめた情報を、本ページに順次更新してまいります。

つきましては、

1.各種の自主シンポジウムに参加を希望される方

2.自主シンポジウムを企画される方

を広く募集いたします(2日間ともに、5〜30シンポジウム程度)。企画を希望される方は、下記「自主シンポジウムの企画者としての参加方法」を熟読の上、
「自主シンポジウム企画者用参加申込フォーム」よりお申し込みください。

詳細はこちら(募集は6月27日頃を予定)→ https://ipsa.or.jp/training/graduate-school/3251/

(2)メルマガ登録者限定で、「公認心理師試験対策講座の無料新規動画」の公開をしています。

現在、IPSA心理学大学院予備校では、公認心理師試験を受験される方に向けて、「公認心理師試験対策講座」を下記のようなラインナップでご紹介しています。
極力短い時間で要点をまとめて効率よく!というコンセプトで、低価格で良質のものを提供することを努力してまいりました。

→十分動画を見る時間がある方には、基礎からじっくり勉強できる 「通信講座」
→要点や対策方法を知りたい方には 「各科目別講座」

そのことから、今後新しい講座を増やすのは「直前対策講座のみ」の予定でしたが、公認心理師試験が延期されたこともあり、本メルマガをご登録いただいている方に、
特別に無料で「公認心理師試験対策動画(特別編)」を毎回公開していきたいと思います。下記の対策講座紹介の後に、視聴用のリンクとパスワードをご案内いたします。
—対策講座の紹介です—
[各科目別講座] ・プレ講座(点数を取るコツ、効果的学習法について)(5時間,5,500円)
・4つの科目別講座(5時間×4つ,各15,400円)
[A基礎心理学と統計、B心理支援と心理的アセスメント、C職責と精神医学、D関係行政論] ・事例対策講座(5時間,各15,400円)
・直前対策講座(5時間,予価15,400円)→公認心理師試験の延期先の日程が決まり次第、日時を検討予定。
詳細はこちらをご覧ください:
https://ipsa-yobiko.com/news/1580/

[基礎からじっくり「通信講座] ・通信講座(最大50時間程度、全部で107,800円、一部お申込みもございます。)
詳細はこちらをご覧ください
https://ipsa-yobiko.com/news/1139/
——-ここまで——-

前回は、「精神医学(特別編2気分障害1)」「精神医学(特別編2気分障害2)」「精神医学(特別編3統合失調症)」をお送りしましたが、
今回は「精神医学(特別編4不安症・強迫症・パニック症)」をお送りします。
短い動画ではありますが公認心理師試験勉強にご利用いただければ幸いです。
※メルマガ登録者のみにURLをお送りいたします。

(3)[再掲]神奈川大学教授 杉山崇先生がクラウンドファンディングを行っています!

弊法人でも、現任者講習会の講師や、以下でご紹介している動画にも出演されている神奈川大学教授 杉山崇先生のクラウンドファンディングへの挑戦です。
”心理学オンラインサロン:杉山崇教授の心理マネジメントLab〜幸せになる心の使い方(株式会社CAMPFIRE)”は教授と共に自分を幸せにし、
周りの人の幸せを増やす脳心理科学を目指した大人のゼミナールです。メンバーと教授の共同執筆を目標にメディアへの発信を目指して取り組んでいます。
もしよろしければ、ぜひ応援のほどよろしくお願い申し上げます。
詳細:
https://community.camp-fire.jp/projects/view/228604

3.研修会・講習会・ワークショップ等開催のお知らせ

(1)弊法人で行う予定の公認心理師現任者講習会でご登壇いただく講師のインタビュー、ミニ講義を収録しました。
インタビューは動画の形にしている先生と、逐語として文字起こししている先生のものがございます。

前回より、八巻秀先生(駒澤大学)と三林真弓先生(京都文教大学)のコンテンツを追加いたしました。下記のページで内容をご覧いただければ幸いです。
公認心理師現任者講習会が行われるまで、まだ時間がありますので、それまでにどんな講師が担当するか、動画視聴やインタビューのページをご覧いただき、
楽しみにお待ちいただければという思いで一同作成しております!

https://ipsa.or.jp/training/licensed-psychologist/2870/
(注:上記に掲載の現任者講習会紹介URLと同じページです。最下部に講師情報とともに、動画やインタビューへのリンクを掲載しております)

(2)[再掲]家族療法入門講座、家族療法基礎講座については、現在のところ通常通り開催予定です。おかげさまで家族療法入門講座については、
会場申込みの数が20名を超えましたので、これから希望される方は、ウェビナー参加(オンライン開催)をお選びいただきますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

【家族療法入門講座(2日間完結)】
日程:2020年7月18日~19日(土日)
時間:10時~16時50分頃を予定
定員:30名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:連合会館205号(東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11)
参加費:1日あたり9,500円(2日で19,000円)*2日間連続受講の方を優先。
参加対象:臨床心理士、公認心理師、大学院生、対人援助職の方
お申し込み・お問い合わせなど詳しくは:https://ipsa.or.jp/training/family-therapy/2163/
一般社団法人国際心理支援協会(info@medi-counseling.com)

【家族療法初級講座(入門講座2日間を参加した方が、この講座を4日間以上受けることで初級を修了可能)】
日程:
2020年8月2日(日)・11月29日(日)@東京
2020年8月9日(日)・11月 1日(日)@大阪
(2021年以降の開催については、随時発表予定)
時間:13時30分~16時30分を予定
定員:20名(最低催行人数あり)
講師:浅井 伸彦(一般社団法人国際心理支援協会)
場所:
[東京]連合会館(東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11)
[大阪]国際心理支援協会(大阪市北区西天満6-2-14-403号)
参加費:1日あたり9,500円(参加5回目以降は割引予定)
参加対象:弊法人主催の家族療法入門講座を2日間とも参加された方(2019年開催のものでも可)。

お申し込み・お問い合わせなど詳しくは:
https://ipsa.or.jp/training/family-therapy/2163/
一般社団法人国際心理支援協会(info@medi-counseling.com)

4.臨床こぼれ話

[ディスコミュニケーション(コミュニケーションのすれ違い)を解決するヒント]

「どうしたら、もっとコミュニケーション上手になれるでしょうか?」「相手が望んでいることがよくわかりません」などのご相談もお受けすることが多々あります。
私が思うに、コミュニケーションがうまくいかない時というのは、そもそものコミュニケーションが不足しているために、誤解が生じていることも少なくないように思います。
また、もしかすると、「相手はこう思っているに違いない」というような思い込みがあり、双方向の円滑なコミュニケーションを妨げる一因になっているのかもしれません。
そこで、こんな時には、少し勇気を出して直接相手に尋ねてみてはいかがでしょうか。自分の思い込みとは違った答えが返ってくることも、可能性として考えられます。そこからまたやりとりが再開し、誤解が解けることもあるかもしれません。
悩んでいると、どうしても物事を複雑に捉えてしまいます。一方、それらをシンプルにしてみることで答えが見つかることもあると思いますが、いかがでしょうか。
(文責:福原)

5.役立ち豆知識

セクシャルマイノリティの社会活動によく使われるレインボーフラッグを見たことはありませんか?赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色が使われたもので、性の多様性を表しています。
一般的に「虹」といえば、日本では7色で表しますが、虹を何色で表すのかは文化によって異なります。レインボーフラッグが最初に発案されたのは1978年のアメリカで、
当時は現在の色にピンクとターコイズを足した8色でした。発案者のベイカーは、ナチスが男性同性愛者にピンク・トライアングルを付けさせたことに由来して、ピンクをとりいれていました。
ところが、社会運動にシンボルとして使われるようになり、大量生産する必要がでてくると、ピンクは旗の色として元々なかったため外されました。
商業的な意味から現在の6色になったというわけです。たとえ6色であっても、一目見た印象は色とりどりで鮮やかです。
日本語にも十人十色という言葉があるように、人それぞれの個性が輝く世の中にしたいですね。
(文責:可児)

■あとがき
公認心理師現任者講習会の情報は続々と出揃ってきましたが、まだどの団体も指定は下りていない状況です。
指定が下り次第、メルマガ号外やツイッターにていち早く情報をお届けしたいと思います。
いずれにしても、指定されてからの抽選となりますので、一定の抽選期間中にお申し込みいただければ大丈夫ですので、皆様のご検討をお待ちしております。

ご要望などございましたら、弊法人ホームページのお問合せフォームから、ご意見等お寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人国際心理支援協会
https://ipsa.or.jp

メールマガジンを解除される場合は、以下のリンクから解除いただけます。
https://mail.omc9.com/del/pVnV/m/1254903/02g1eK/248274052