トラウマ治療を成功に導くための「安定化」講座(略称:トラウマの安定化特化講座)

[概要]
トラウマ治療は、持続エクスポージャー法(PE)、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)、ソマティック・エクスペリエンシング(SE™)、認知処理療法、トラウマ焦点型認知行動療法(TF-CBT)、Brainspotting、Body Connect Therapyなど、多くの手法が生み出されてきました。ですが、トラウマ治療は非常に煩雑で、一つの療法だけでは対応ができないことも多く、またアセスメントや安定化がうまくいかなければ、悪化させてしまう危険性もあることから、トラウマ治療を学んでも実践しない方も少なくありません。

本研修では、各療法で大切にされている「トラウマの安定化」というところにフォーカスして、「悪化させてしまう危険性を限りなくゼロに近づける」ための考え方、態度、コミュニケーション、スキルを包括的に学んでいただきます。初学者のため、トラウマの治療が難しい場合でも、アセスメントと安定化を盤石にしておくことは非常に大切です。これにより症状を悪化させることなく、患者(クライエント)さんの生活が穏やかになり、トラウマ処理をしなくても落ち着いて過ごせるようになることは少なくありません。
本研修を終えることで、トラウマのセラピストが不安になることなく、患者(クライエント)さんに関わることができるようになるでしょう。

【日時】2026年7月3日(金)19時〜21時、7月4日(土)10時〜16時、7月5日(日)10時〜16時
※2026年7月3日と4日は、A講座「はじめてのトラウマケア講座」の受講者と合同です。
A講座とは、「トラウマ治療者ではない方のためのトラウマケア〜トラウマを悪化させないためにTIC(トラウマ・インフォームドケア)とTRC(トラウマ・レスポンシブケア)を支援に活かす〜(略称:はじめてのトラウマケア講座)」のこと、またB講座とは、「トラウマ治療を成功に導くための「安定化」講座(略称:トラウマの安定化特化講座)」のことを指します。

2026年7月3日(金)19時〜21時「トラウマ・インフォームドケア(TIC)を学ぶ」
2026年7月4日(土)10時〜16時「トラウマ・レスポンシブケア(TRC)と心理的に安全なコミュニケーション」
2026年7月5日(日)10時〜16時「トラウマ治療の準備としての安定化と安定化、安全・安心できるトラウマ・センシティブ・コミュニケーション」

【場所】2026年7月3日のみオンラインでの開催。7月4日・5日は、東京(新宿・渋谷あたり。決定し次第お申し込みの方に場所をご案内します。
参考:よく使う会議室はリロの会議室 コンフォート新宿(新宿三丁目駅よりすぐ))
【講師】浅井伸彦(国際心理支援協会)、三瓶真理子(EASE Mental Management)
【受講料】金土日の3日間(早割49,000円、通常55,000円)[税込] ※早割は、2026年2月28日まで。3月1日より通常料金です。
【定員】100名(ただしA講座とB講座の合同。講師3名も含む(実質97名)。受付順、お振込みを確認し次第確定、定員に達し次第締め切り)
【特典】トラウマ心理教育に使えるPDF資料(トラウマセラピスト向け)
【お申込み方法】
https://ws.formzu.net/dist/S64804654/

※当日に参加いただけない方へのアーカイブ提供については未定です。ライブでの開催を基本としています。実習を含むため、対面参加を強くおすすめします。

【対象】
以下のような方々におすすめです。

-トラウマ治療者や目指している方が、臨床を安定して行うための土台づくりを行いたい方-

トラウマ治療として有名なセラピーには、持続エクスポージャー療法(PE)、EMDR、認知処理療法(CPT)、ソマティック・エクスペリエンシング(SE™)などがあり、他にも様々なトラウマセラピーが存在します。
ただ、トラウマを積極的に扱うということは、トラウマを活性化させてしまうことにつながりやすく、ある程度安心して安全にトラウマを扱うためには時間や努力を要します。また、これらトラウマセラピー(あるいはトラウマケア)に共通する要素としては、急いでトラウマ治療に入るのではなく、入念な準備を怠らないということがあります。とはいえ、この入念な準備を行うことを主眼とした研修はほとんど見受けられません。PEやEMDR、CPTなどのトラウマセラピーがトラウマ・スペシフィックケア(TSC)にあたると考えた場合、トラウマレスポンシブケア(TRC)にあたる部分の研修が少なく、その入念な準備を行わないままトラウマセラピーを行うことで、トラウマセラピーが逆効果になってしまうことが考えられます。

そこで、本研修ではこのトラウマ・レスポンシブケア(TRC)、あるいはトラウマ治療で言われるところの「準備段階」にフォーカスすることで、トラウマ治療を専門的に行っている方、専門家を目指す方が安心して安全にクライエントにかかわれるようになることを目指します。TIC⇒TRC⇒TSCという土台から積み上げていく形の学びが、結果的に早く実力を伸ばしていくことにつながっていくのではないでしょうか。

【講師紹介】
浅井伸彦:一般社団法人国際心理支援協会 代表理事。認定専門公認心理師・臨床心理士。オープンダイアローグ国際トレーナー。MEDI心理カウンセリング東京/大阪と2箇所のカウンセリングオフィスで、トラウマ治療や家族、カップル関係を中心としたカウンセリングを行っている。
これまで学んだトラウマ技法は、EMDR、TFT、自我状態療法、ホログラフィートーク、内的家族システム、ボディコネクトセラピー、Brainspotting、ソマティック・エクスペリエンシング®など。
その他、家族療法(システムズアプローチ)、ソリューションフォーカストアプローチ、ナラティヴ・セラピー、オープンダイアローグなど。

三瓶真理子:EASE Mental Management代表。公認心理師・臨床心理士。日本心理療法統合学会理事。ソマティック・エクスペリエンシング®プラクティショナー。主に働く成人を対象としたトラウマ治療やカウンセリング、コーチングを行っている。
これまで学んだトラウマ技法は、ソマティック・エクスペリエンシング®、DARe、EMDR、TFT、ホログラフィートーク、ボディコネクトセラピー、Brainspottingなど。その他、AEDP™️、エモーションフォーカストセラピー、認知行動療法、ソリューションフォーカストアプローチ、コンパッションフォーカストセラピーなどを組み合わせてセラピーを行っている。